石巻アートプロジェクト実行委員会では、昨年からドキュメンタリー作家松井至さんと交流を続けています。今回上映する映画の冒頭には、東日本大震災直後に石巻で津波を体験したコーダの方も登場します。震災から12年が経過した現在、石巻でこの映画を多くの方と鑑賞したいと思いました。アフタートークでは、松井さんの目線から、当時の石巻のことや昨年再び訪れたことで感じたこと等をお話しいただきます。
映画『私だけ聴こえる』予告編
■ 日程
2023年9月23日(土) 手話言語の国際デー
■ 上映時間
13:00〜上映 (12:30開場)
15:30〜上映 (15:00開場)
18:30〜上映 (18:00開場)
※上映(時間76分)終了後、松井至監督によるアフタートークがあります
※15:30の回での映画上映以外(案内説明、アフタートーク)には手話通訳がつきます。
※定員は各回30名様です
■ チケット料金
一般 1,600円
学生 (小学生~大学生) 1,000円
※高校生以上の方は学生証をご提示ください
障がいをお持ちの方・お付添いの方 1名まで1,000円
※手帳または手帳アプリをご提示ください
シニア割 (60歳以上) 1,400円
※年齢が証明できるものをご提示ください
■ご予約・お申し込み
当日も受付いたしますが、席にかぎりがあるため、ご予約の方を優先いたします。ご予約は下記のフォーム、メールにて承ります。
《お申し込みフォーム》
《石巻アートプロジェクトメール》
※お名前、時間、人数、チケットの種類、電話番号をご記入ください
■会場
シアターキネマティカ(宮城県石巻市中央一丁目3-12) WEB:https://www.r-ishinomaki.com/kinematic ※会場には駐車場はございません。お近くの有料駐車場をご利用ください。
■ プロフィール
松井至(まつい・いたる)
(WEB : https://www.itarumatsui.com/)
1984年生まれ。人と世界と映像の関係を模索している。 耳の聴こえない親を持つ、聴こえる子どもたちが音のない世界と聴こえる世界のあいだで居場所を探す映画『私だけ聴こえる』が公開され、海外の映画祭や全国40館のミニシアターで上映され反響を呼んだ。令和4年度文化庁映画賞文化記録映画大賞受賞。 誰からでも依頼を受けるドキュメンタリーの個人商店〈いまを覚える〉を開店。 日本各地の職人と自然との交わりをアニミズム的に描いた〈職人シリーズ〉を展開。 コロナ禍をきっかけに、行動を促すメディア〈ドキュミーム〉を立ち上げる。 無名の人たちが知られざる物語を語る映像祭〈ドキュメメント〉を主催。
(写真:亀山亮)
主催
石巻アートプロジェクト実行委員会
協力
太秦株式会社
参考情報
『私だけ聴こえる』公式HP https://www.codamovie.jp/
2022年5月28日(土)よりシアター・イメージフォーラムほか全国順次公開中
(C)TEMJIN / RITORNELLO FILMS
【関連企画】 短編ドキュメンタリー『家は生きていく』石巻のキワマリ荘展示
■イベントについて
石巻アートプロジェクトのメンバーの 1 人、ちばふみ枝の元実家は渡波の海の防潮堤から200メートルほどの位置にあります。東日本大震災での津波の痕跡を残したまま、『家』は現在もアトリエ兼倉庫としてその姿を保っています。2022 年冬に松井至さんとともにこの家についてのドキュメンタリーを制作したことで、この家のゆくすえをいろいろな人と考える「生きる家プロジェクト」始動のきっかけとなりました。今回の『私だけ聴こえる』の上映に合わせて、近隣スペース(石巻のキワマリ荘)で『家は生きていく』(約 15 分)の上映展示を行います。
■日程
2023年9月23日(土) / 24日(日)
■上映時間
11:00〜18:00 ※エンドレス上映
■ご予約・お申し込み
入場無料、申し込み不要
■会場
石巻のキワマリ荘 中2階(宮城県石巻市中央 2 丁目 4-3) ※会場には駐車場はございません。お近くの有料駐車場をご利用ください。
■参考情報
『家は生きていく』予告編 https://vimeo.com/ondemand/iewaikiteiku
信陽堂編集室草日誌 連載「人に潜る」松井至 松井さんの石巻滞在中の制作日誌が全 3 回の web 連載として公開中 https://shinyodo.net/diary/959/
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